最新!上場企業CMS導入数ランキング (2019年6月)
この記事では、株式会社DataSignが発表した「DataSign Report 上場企業 CMS調査 2019年6月版」より、上場企業のCMS導入数最新ランキングをご紹介します。
調査対象は、上場企業3,664社(2019年1月末時点)が保有しているWebサイト16,596URLで、クローリングによる各種CMSの検出結果がまとめられています。ツール検出数ランキングは以下の通りです。
上記の調査結果を見ると、オープンソースソフトであるWordPressが、圧倒的シェアを誇っていることがわかります。しかし、オープンソースソフトは、バージョンアップなどの保守管理や、セキュリティ対策は自身で行わなければならないため、Webに関するある程度の知識が求められます。また、最近では、安全性への不安から、大手企業でWordPress利用を控える動きも出てきています。
ランキングを国産CMSに限ると、1位:Movable Type、2位:ShareWith、同率3位:Blue Monkey、NORENという結果となりました。オープンソースソフトの人気に対し、国内ベンダーが提供するMAツールは、日本企業の実情に合わせた機能や手厚いサポート、セキュリティ対策などの安全面を強化し、差別化を図っています。
まとめ
1位に君臨するWordPressのように、オープンソースソフトの人気はいまだに高いですが、世の中のインターネットセキュリティ意識の高まりから、大手企業では特に国産CMSを選ぶ企業が多い傾向にあるようです。
「Webサイトは作ってからが本番」といわれるように、Web制作にかかるコストは、制作時の料金の高低だけでなく、将来的な運用・保守管理のコストの見通しをもって考えなければなりません。さまざまなツールを比較し、自社にあった安心できるCMSツールを選びましょう。