WordPress (ワードプレス) 最初にやることを分かりやすく解説!

WordPress (ワードプレス)を入れるたら、最初にやるべきことを分かりやすく7ステップで解説!とりあえずWordPressはインストールしたけど、次何したらいいかわからないという方は必見の内容です!

WordPressをインストールした後、最初に何をすればいいのか分からない人もいるでしょう。中にはインストール後、すぐに記事を作成し始める人もいるかもしれません。

WordPressを使ってサイトを快適に運用するためには、初期設定がとても大切です

そこで今回はWordPressをインストールして最初にやることを、分かりやすくご紹介します。ぜひ参考にして設定を行ってみてください。

WordPress (ワードプレス)の最初にやること7つ


WordPressのインストールが完了した後、最初にやることは次の7つです。

  1. 1ブログ・管理画面へのブックマーク登録
  2. 2 一般設定
  3. 3 投稿設定
  4. 4 表示設定
  5. 5 ディスカッション設定
  6. 6 メディア設定
  7. 7 パーマリンク設定

7つともサイトを運用する上で欠かせない項目なので、必ず最初に設定を行いましょう。忘れてしまうと後々余計な手間がかかる上、取り返しがつかないトラブルを招く可能性もあります。

それぞれの設定方法は、以下でご紹介しましょう。

ブログ・管理画面へのブックマーク登録

最初にWordPressでつくったブログのURLをブックマークに登録しましょう。いつでもアクセスでき、大変便利です。

WordPressの管理画面のURLも登録しましょう。管理画面とは以下の画像のような、ログインページのことです。

WordPress 管理画面

もし管理画面を登録し忘れた場合は「ブログのURL/wp-admin」を登録します。アクセスしてダッシュボードを表示した場合は、ログイン済みの状態です。

一般設定

WordPressにログインすると、左側のメニューに「設定」という項目があります。

「設定」にカーソルを合わせれば、「一般」「投稿設定」などさまざまな項目が表示されるはずです。「一般」を選ぶと、一般設定の画面が表示されます。

サイトタイトルとキャッチフレーズ

サイトタイトルは検索結果に表示され、サイトの顔ともいえる重要な部分です。覚えやすいサイトタイトルで設定しましょう。

キャッチフレーズの文章はテーマによって、タイトルや見出しタグ (h2タグやh3タグ) に表示される場合があります。キャッチフレーズは空白に設定しておくと、安心です

サイトアドレスの設定

WordPressをレンタルサーバーの自動インストール機能でインストールすると、サイトアドレスが「http://○○○.com/wp/」で設定される場合があります。

末尾の「wp/」は削除し、「http://○○○.com/」に変更してください

ただし「さくらのレンタルサーバー」「wpXサーバー」を使う場合、変更は不要です。

メールアドレス設定

「管理者メールアドレス」には、普段使っているメールアドレスを入力しましょう

変更すると、新しく設定したメールアドレスにメールが送信されます。忘れずに確認し、有効化してください。

ブログでコメントがつくと、設定したメールアドレスに通知が届きます。

共有用のメンバーシップ設定

WordPressは複数のユーザーで共有することが可能です。しかし誰でもユーザーを追加できるように設定してしまうと、トラブルが生じます。

一般設定画面の「メンバーシップ」内にある「だれでもユーザー登録ができるようにする」のチェックは、外したままにしておきましょう

タイムゾーン設定

WordPressの日本語版をインストールすると、最初から「サイトの言語」は日本語に、「タイムゾーン」は東京に設定されています。

日本でサイトを運用するのであれば、設定を変える必要はありません。もし海外向けのブログをつくりたい場合は、ターゲットの国へ変えましょう。

投稿設定

WordPressの「投稿設定」は、画面左側の「設定」をクリックすると表示します。

投稿設定は基本的に、変えなくても問題はありません。

「投稿用カテゴリーの初期設定」「デフォルトの投稿フォーマット」は記事の投稿時に設定できるため、変更不要です。

なお以前は「更新情報サービス」を設定し、検索エンジンに記事を更新したことを伝えるのが主流でした。しかし現在はSEO対策に効果が高いといえないため、設定は不要です。

表示設定

「表示設定」を見るとデフォルトで、チェックが入っている項目、記載された数字があります。基本的には変えなくても問題はありません

なお「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れてしまうと、記事が読まれなくなってしまいます。必ずチェックは外したままにしておきましょう。

ディスカッション設定

メニュー左側の「設定」をクリックし、「ディスカッション設定」を表示します。

「投稿のデフォルト設定」のうち、「新しい記事に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける」の項目だけチェックを入れましょう

チェックを入れると、他のサイトに記事のリンクを貼られた際、通知が届きます。

もし読者からのコメントを希望する場合は「新しい投稿へのコメントを許可する」にもチェックを入れましょう。

メディア設定

WordPressではサイトに挿入する画像のサイズを、主に「サムネイル」「中」「大」「フルサイズ (元のサイズ) 」から選べます。

「メディア設定」では表示したい画像の幅の上限、高さの上限を変えられますが、基本的に変更は不要です。サイトの運用中に不便だと感じたら、変更してもよいでしょう。

「アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダに整理」はチェックが入った状態で特に問題ありません。アップロードした画像が年月別のフォルダに格納されます。

パーマリンク設定

パーマリンクとは投稿ページごとに設定されたURLの、末尾のことです。URLはSEO対策において重要なので、忘れずにパーマリンクの設定をしておいてください

画面左側の「設定」から「パーマリンク設定」に移動すると、「カスタム構造」という項目があります。

利用可能なタグから「/%postname%」を選びましょう。WordPressの記事の投稿画面や編集画面で、パーマリンクの設定が可能になります。

WordPress (ワードプレス)でパーマリンク設定だけは絶対に行おう

CMS
サイトを運用して時間が経つと、最初とは違うカテゴリーに変える場合があります。

パーマリンクの設定を怠ったままカテゴリーを変えると、URLが軒並み変わってしまい、これまでのSEO効果が0になってしまいます

アクセス数や売上が落ちるなど、非常に深刻な事態に陥る可能性があるので、パーマリンクの設定は絶対に行ってください。

特にサイトの規模が大きいと取り返しがつかなくなるため、必ず最初に設定しましょう

WordPress (ワードプレス)の最初にやることまとめ

本
今回ご紹介したWordPressの最初にやることは、すべて必要最低限の項目です。最初に設定しておかないと、取り返しのつかない事態を招く可能性があります。

まずはブログと管理画面をブックマークに登録し、パーマリンクの設定は必ず済ませてください。

WordPressをインストールしたら、最初にやることをきちんと行い、設定完了後に記事を作成しましょう。

この記事を書いたライター
CMS比較NAVI編集部
CMS比較NAVI 編集メンバーが不定期で更新します。 CMSの最新ニュースからすぐ使えるノウハウまで、わかりやすく紹介します!