WordPress (ワードプレス)の画像圧縮を徹底解説!プラグインも紹介します!

WordPress (ワードプレス)での画像圧縮方法を分かりやすく解説します!画像の大きさはサイトのスピードそのものにつながるので注意が必要です!今回はおすすめのプラグインとその特徴も分かりやすく紹介していきます!

WordPressで画像をたくさん使うコンテンツを運営していると、ページ容量が大きくなるという悩みが出てくるのではないでしょうか。

画像が多くなると容量も増えてしまい、WordPressが重たくなる原因になります。しかしただ画像の容量を削ろうとすると画質が荒くなってしまい、見た目が悪いサイトになってしまいます。

今回はWordPressの画像圧縮とは何か、画像圧縮を行う方法について解説していきましょう。

WordPress (ワードプレス)の画像圧縮とは

wordpress

WordPressの画像圧縮とは、画像の見た目をほとんど変えずにデータ量を減らせるものです。余分なデータを削除して容量を軽くするため、普通に見る分んには変わらない画質を保持できます。

画像を圧縮する方法は主にプラグインを使うやり方と、画像自体を事前に圧縮するやり方があります。

WordPress (ワードプレス)の画像圧縮を行うメリット

メリット

サイトが軽くなる

画像圧縮を行うとサイトが軽くなります。画像のデータ量が少なくなるので、サイト全体を読み込んだときのデータ量も少なくなるのです。

そのためサイトの表示される速度が早くなります。データ量の多い画像をたくさん使っているサイトの場合、読み込みに時間がかかることもあるでしょう。

サイトを読み込む速度が遅いとユーザーが離れてしまいやすくなります。そこで画像を圧縮してサイトを素早く表示させることで、離脱するユーザーを減らせるでしょう。

モバイルフレンドリーなサイトになる

スマホが普及して以降、Webサイトをパソコンよりもスマホで見るユーザーが多くなりました。そのため現在サイトを作ろうと思ったら、モバイルでも快適に見られるサイトを作る必要があります。

画像圧縮を行うことでサイトが軽くなり、モバイルでも快適に読み込むことが可能です。

Googleが推奨している

画像圧縮は、Googleも推奨しています。

Googleが提供している「PageSpeed Insights」は、サイトのスコアを測定できるツールで、PageSpeed Insightsでは画像の最適化の欄があります。これはつまり画像圧縮をおすすめしていると言えるでしょう。

WordPress (ワードプレス)のブラウザアプリで画像圧縮を行う方法

操作

JPEG 圧縮

JPEG 圧縮は、最大で20枚の画像を一度に圧縮できるブラウザアプリです。JPEGだけではなく、PNGにも対応しています。画像の画質を荒くすることなく圧縮でき、圧縮したあとにマニュアルで調整することも可能です。

iloveimg

iloveimgは登録しなくても簡単に画像の圧縮ができるアプリです。また無料の登録をすれば、より細かい設定ができます。

パソコンに保存してある画像以外にも、GoogleドライブやDropboxなどに保存されている画像も選べるのが特徴です。圧縮率が高いので画像のデータをかなり軽くできます。

WordPress (ワードプレス)のダウンロードアプリで画像圧縮を行う方法

Mac

Macを使っている人は、「ImageOptim」がおすすめです。ImageOptimは、デスクトップにあるアイコンに圧縮したい画像をドラッグ&ドロップするだけで完了します。

しかもJPEGとPNGを指定する必要がありません。お手軽に画像を圧縮できるので、細かい設定は必要ないけれどとりあえず画像を軽くしたいと思っている人にぴったりでしょう。

Windows

Windowsを使っている人は、「縮小専用。」がおすすめです。画像を縮小することに特化したアプリで、複数の画像を一括で縮小できます。

画像を圧縮する度合いも調整できるので、圧縮しすぎて画質が荒くなってしまった場合や、もう少し圧縮して軽くしたい場合にも対応できます。月に圧縮できる枚数の上限や一度にできる枚数の制限はありません。

WordPress (ワードプレス)のプラグインで画像圧縮を行う方法

インストール

Compress JPEG & PNG images

圧縮率が高く、画像の50%ほどの容量を軽くできます。利用するには無料の会員登録が必要です。無料版では、月500枚まで画像圧縮できます。

画像圧縮のWebサービスである「TinyPNG」のサーバーで処理されるので、自分のサーバーには負荷がかかりません。

ただし圧縮できるまで時間がかかるので、たくさんの画像を一度に圧縮する際は注意しましょう。また過去にアップロードした画像を圧縮することもできます。そのためすでに多くの画像をアップロードしている場合でも、画像圧縮をしてサイトを軽くできます。

EWWW Image Optimizer

会員登録の必要がなく、インストールをして簡単な設定を行うだけですぐに利用できます。最も有名な画像圧縮プラグインの一つで、利用している人も多いです。

インストールが終われば、WordPressに画像をアップロードするだけで自動で圧縮されます。圧縮できる画像の枚数に制限はないので、たくさん画像を使うサイトを運営している人にもおすすめです。

無料版の場合は画像の圧縮率が低いため、より画像を軽くしたい人は有料版を利用すると良いでしょう。

Imagify

画像の美しさと圧縮率のバランスが良いプラグインです。どのプラグインがいいか迷った場合は、Imagifyを利用するのがおすすめです。

圧縮率は3つのレベルから選べます。また画像を圧縮した際は、オリジナルの画像と圧縮後の画像を比較できます。そのため画像の様子を見ながら圧縮できるのがメリットです。

ただし圧縮できる画像は月25MBまでと制限があります。画像1枚が100KBだとすると、月に250枚まで利用できます。そのため画像が多いサイトの場合は物足りないかもしれません。

Smush

自動的にWebサイトに使われている画像を圧縮できるプラグインです。サイト上のすべての画像をスキャンして、不要なデータを取り除いたり、サイズの変更や圧縮をしたりできます。

画像圧縮は、主にWordPressのメディアライブラリに入っている画像を圧縮するものが多いです。しかしSmushは、メディアライブラリ以外の画像の圧縮にも対応しています。

TinyPNG

画像をドラッグ&ドロップするだけで、簡単に画像を圧縮できるプラグインです。WordPressに新しくアップロードした画像も自動的に圧縮できます。

画像圧縮したデータや、監視するためのダッシュボードウィジェットがあるので、カラープロファイルを最適化したり、画像をRGBカラーにしたりすることでサイトを軽量化できます。

Optimole

見た目を変かえずに画像を圧縮して軽くできるプラグインです。無料版は1GBまで、有料版は15GBまでの画像圧縮ができます。

ブラウザに合わせて画像を圧縮したり、サイズを調整したりするので、パソコンユーザーもモバイルユーザーも見やすいサイトになります。

WordPress (ワードプレス)の画像圧縮でよくある質問

クエスチョンマーク

画像圧縮の目安は?

画像を圧縮する際は、どのくらいまで圧縮すれば良いのか迷うこともあるでしょう。一般的な記事に使う画像のサイズである横幅800px程度の画像であれば、ファイルサイズは40KB〜70KBくらいが目安です。

このサイズにするべきという決まりはありませんが、参考にしてみてはいかがでしょうか。

おすすめのファイル形式は?

画像圧縮する際は、ファイル形式を選択できます。一番軽くなるファイル形式はJPEGです。

かといってすべての画像をJPEGにするべきではありません。写真の場合はJPEGで良いですが、イラストの画像を圧縮する際にJPEGを選択してしまうと画質が劣化してしまう可能性があります。

そのため写真の画像はJPEGで、イラストの画像はPNGで圧縮するという使い分けがおすすめです。

圧縮したら画質がガサガサしない?

画像圧縮するときは、圧縮率が高いほど画像を軽くできます。しかし圧縮率が高いほど画像が劣化してしまいます。

圧縮率が高すぎると荒れてガサガサした画像になってしまい、見づらくなってしまうでしょう。ではどのくらいの圧縮率が良いのかというと、画像によって劣化しない圧縮率に違いがあるため一概には言えません。

例えば圧縮率を50%にしても綺麗なままの画像もあれば、圧縮率が95%でもガサガサになってしまう画像もあるのです。

そのため画像を圧縮する際は圧縮前のオリジナルの画像を保存しておき、圧縮しすぎてガサガサになってしまった場合もやり直せるようにしておくことが大切です。

圧縮を使わずにWordPressを軽くできない?

画像の圧縮する以外にも、WordPressを軽くする方法があります。その一つが「リビジョンの削除」です。

リビジョンとはWordPressで投稿した記事を修正した場合の、修正前のデータをバックアップで残しておくことです。

リビジョン機能があるおかげで、記事の内容を過去の状態に戻せるというメリットがあります。しかしリビジョンがあることでデータベースを圧迫してしまいます。そのためリビジョンを削除すればWordPressの軽量化が可能です。

WordPress (ワードプレス)の画像圧縮まとめ

タブレットを触る男性

サイトの表示に時間がかかると、訪れた人は離れてしまいやすくなります。そこで画像を圧縮することで、サイトの表示速度を保ったまま、たくさんの画像を使用可能です。

またGoogleはサイトが表示される速度も評価しているので、画像を圧縮してサイトを軽くすることで、ユーザーに喜ばれてGoogleにも評価されます。

画像圧縮の方法は複数あり、それぞれ圧縮方法や圧縮できる枚数に違いがあるのであらかじめ特徴を確認してから行うのがおすすめです。

この記事を書いたライター
CMS比較NAVI編集部
CMS比較NAVI 編集メンバーが不定期で更新します。 CMSの最新ニュースからすぐ使えるノウハウまで、わかりやすく紹介します!