dino (ディノ)の基本情報からサービス内容までを徹底解説|オプションやメニューについても紹介します。

低価格でオウンドメディアの立ち上げができるdino (ディノ)を徹底解説していきます!ただ少し情報量が少ない印象。今回はdinoの基本的な情報から使い方、dinoを使って作られたウェブサイトの例など幅広く紹介していきます。

CMS導入時におすすめCMSの1つとして挙げられることが多い「dino」。低価格でオウンドメディアの立ち上げができることから導入を考えている人もいるでしょう。しかし他のCMSと比べると情報が少ないので「サービス内容がよくわからない」「始め方がわからない」といった悩みを抱えている可能性もあります。そこで今回はdinoを導入する時に役立つような基本情報からサービス内容までを細かく解説します。

dino (ディノ)とは?基本情報について

dinoは株式会社リボルバーが開発しているCMSです。1からオウンドメディアを立ち上げができるので、インターネットを介して宣伝したいと考えている人におすすめのCMSと言えるでしょう。広告を貼れたりサブスクリプションの設定ができたりしますので収益化も可能です。

構築から収益化まですべてをサポートしてもらえますので、ノウハウが無くても問題ありません。TwitterやインスタグラムなどのSNSとの連携もできますので、効率良く宣伝することが可能と言えるでしょう。またメディア連動型のECサイトを運営できるので、情報発信だけではなくさまざまな分野での効果が期待できるでしょう。

dino (ディノ)の基本操作

dinoでは「dinoエディター」という記事を作成するプラットフォームがあります。dinoエディターを使ってコンテンツを充実させていく必要がありますので、操作方法について説明します。

1の部分は「タイトル」を入力する場所です。コンテンツのタイトルはサイトを見る人にとって興味を引くワードを入れたほうが良いと言えるでしょう。2の部分に文章を打ち込み、必要であれば画像を挿入しながら記事を作成しましょう。

記事が作成しやすいようにそれぞれの役割を持ったショートカットが設定されていますので、用途に合わせて使用しましょう。「鉛筆マーク」をクリックすればショートカットを使えるようになりますので覚えておきましょう。

dinoエディターにはテキストモードで記事を作成することもできます。テキストモード使用時はショートカットではなく文字を打ち込むことでそれぞれの効果を出せます。使いやすいモードで記事を作成するのが良いと言えるでしょう。

テキストモードで左に表示されている文字を入力すると右のショートカットと同様の効果になります。

dino (ディノ)でつくったサイト例

dinoは「医療」「食品」「レジャー」などさまざまなジャンルで導入されています。dinoで構築されたサイトはどのようなサイトなのかを詳しく紹介していきます。

株式会社ベースボール・マガジン社が運営する「サッカーマガジンWEB」。こちらはdinoで作成されています。右上にはSNSと連携できるボタンが揃えてあり、効率良く集客できるようになっています。また画面の右側には広告が張り付けてありますので、収益化のことも考えながら作成されたサイトと言えるでしょう。

こちらは定期購読の申し込みができるページです。dinoで会社のサイトを作成するとノウハウが無くても広告や定期購読などの設置が可能になります。

こちらは医療法人社団プラタナス 株式会社メディヴァが運営する「プラタナスの広場」。医療現場での取り組み事例を紹介することが目的なので、広告は一切載せていません。

SNSはフェイスブックのみ設置してありますが、あくまでも情報発信や共有のために設置してある可能性が高いです。サイト全体を見てもシンプルでわかりやすくなっているので、記事の内容を読者に読んでもらうことを優先して作成されたサイトと言えるでしょう。

dinoは収益化に対してのフォローも手厚いですがオウンドメディアというのは自社の情報発信という意味なので、収益に関係なくそれぞれの希望に合った形でサイト作成が可能と言えるでしょう。例え収益には関係ないとしても、集客できれば多くの人に情報発信の内容を見てもらうことができるので、会社にとってはプラスになる可能性が高いです。

dino (ディノ)のインストール

dinoは完全自社開発のクラウドCMSでサイトを立ち上げるのでインストールは不要です。またサーバー管理も不要ですが、料金は有料になるので注意しましょう。

基本利用料はありますが依頼した時の状況やサイトの内容によって変わってきますので、正確な金額を知りたい人はホームページから見積もりを依頼するしかありません。

dino (ディノ)のオプション

dinoではオプションを追加することで「メール配信機能」「デザイン制作」などのサービスを受けることができます。オプションは有料ですが金額が公開されていませんので「導入時に見積もりをする」「導入後に追加として料金を確認する」のどちらかになるでしょう。導入前からある程度利用する機能が決まっている場合は、基本利用料とオプションを合わせたセットメニューにするにもアリと言えるでしょう。

人気のあるセットメニュー

トラフィックブーストセット

  • 基本利用料:メディアの立ち上げ
  • dinoCare:Web全般のトラブルサポート
  • トラフィックブースト:SNS広告で集客を加速

サブスクメディアセット

  • 基本利用料:メディアの立ち上げ
  • dinoCare:Web全般のトラブルサポート
  • メール配信機能
  • Subscribe with dino:有料会員機能

デザイン構築セット

  • 基本利用料:メディアの立ち上げ
  • dinoCare:Web全般のトラブルサポート
  • デザイン制作:メディアデザイン

他にもオプションはありますので、見積もり時にはどのようなサイトを作成する予定なのかを具体的に伝えることをおすすめします。便利なオプションが見つかる可能性も十分にあります。

dino (ディノ)のテンプレート

dinoでは他のCMSで見かけるようなテンプレートは存在しません。dinoは1からサイトを立ち上げるサービスなのでデザインもすべて行ってくれます。ただし基本のデザインがありますので一部紹介します。

dinoを導入しているサイトのトップページですが、メニュー右上でカテゴリーがタイトル下に設置してあります。記事の並びや画像の使い方が若干違いますが、これがdinoの基本的なサイトの形と言えるでしょう。

ただオリジナルのデザインでサイトを構築してもらうことはできますので、希望のデザインがあれば導入時に相談してみましょう。

dino (ディノ)のセキュリティ

セキュリティに関してはこちらが手動で設定することは一切ありません。すべて自動で行われるのでセキュリティ対策は不要ですが、万全とは言い切れません。理由はdinoが採用しているSaaS方式にあります。マルチテナント方式とも言いますが、複数の企業が同じサービスを共有することで、コストや手間を掛けずにサービスを提供できるシステムになっています。ただ複数の企業が利用しているので、個別での対策を立てることが困難と言えるでしょう。セキュリティに関しては導入時に確認して理解を深めておきましょう。

dino (ディノ)のよくある質問

契約してからどのくらいの期間でサイトを作成できますか?

dinoは申し込み当日から運営をスタートさせることができます。サイトの中身にもよりますが、記事さえ揃えてしまえばサイト自体は完成と言えるでしょう。ただし記事は作成しなければならないので「記事の作成期間=サイトの完成」といった考え方で良いと言えます。

収益化に関しては「SEO対策」「アフィリエイト支援機能」などのサポートを受けることができますので、支援をしてもらいながら進める形になるでしょう。

dino (ディノ)のまとめ

Webマーケティングを1から始めることは難しいですが、dinoを導入すればノウハウやサポートによって効率良くサイトの運営をすることができます。有料なのでお金は掛かりますが、「インターネットで自社の情報発信をしたい」「収益化に結び付けることができるサイトを作成したい」という人にはおすすめのCMSなので試してみましょう。

この記事を書いたライター
CMS比較NAVI編集部
CMS比較NAVI 編集メンバーが不定期で更新します。 CMSの最新ニュースからすぐ使えるノウハウまで、わかりやすく紹介します!