OpenText (オープンテキスト)を分かりやすく解説!基本情報や操作法も!

世界中で愛用されているOpenText (オープンテキスト)の基本情報や使い方などを徹底解説!そのセキュリティやプラグインまで分かりやすく説明していきます。これを読めばOpenTextのイメージが掴めるでしょう。

個人のブログから企業のサイトまで幅広いシーンで、CMSが利用されています。近年、CMSが国内外で開発されていますが、なかでもOpenTextのTeamSiteは、同時に大量のファイルを欠如することなく確実に配信でき、時間制限や毎日多くの更新を配信する場合にも安心な商用CMSです。世界中で愛用されているOpenText:TeamSiteの、基本情報や使い方などについて詳しく紹介します。

OpenText (オープンテキスト)とは?基本情報について

OpenText TeamSiteの画面

OpenText TeamSiteについてよくある5つの誤解 – OpenText Japan Blog

OpenTextは、1991年に創立されたソフトウェアや検索エンジンを開発する企業です。通常のデータベース型CMSでは、CMSを導入する際にファイルを既存のコンテンツに合わせて変換しなくてはなりません。しかしOpenTextが提供するTeamSiteならば、ファイル形式を選ばずに導入できます。結合型のCMSなので、さまざまなコンテンツをまとめて一括管理も可能です。

またほかのCMSから替える場合にも、ディレクトリごとコピーすれば、既存サイトをそのまま移行できます。新サイトを公開しながら、必要に応じてテンプレートを使えばいいので、移行もスムーズに行えます。管理機能・政策機能をバランスよく提供してくれるCMSです

OpenText (オープンテキスト)の基本操作

OpenTextの基本操作の流れは以下のとおりです。

1.ファイルの作成、コンテンツの取り込みを行う
2.共同編集やプレビューを行う
3.ワークフローでのチェックと承認作業や、全体のプレビューの確認などを行う
4.ファイル、サイトそれぞれでのバージョン管理を行う
5.モバイルサイトやウェブサーバーなどへ配信する

OpenText (オープンテキスト)でつくったサイト例

デバイス
複数のサイト移行が非常に簡単に行えるだけでなく、サイト数の制限がありません。またブランドごとのサイト作成や、サイトごとにアップロード・リンク管理・公開承認なども可能です。複数サイトの一元管理もできることから、複数のグループ会社が傘下にある大企業のサイトなどに多く使われています。

サイトの拡張機能や強化面も優れており、ウェブサイトのグローバルプロジェクトへの強力なサポート体制が万全な点から、グローバル企業のサイトも多いです。このほか、ワークフロー管理がスムーズに行え、大規模サイトであっても社内外の共同作業ができることから、国内外のコーポレートサイトやECサイトなどでも使われています。

OpenText (オープンテキスト)のプラグイン

CMSのプラグインは種類が多く、用途に合ったプラグインを使うことが大切です。OpenTextのTeamSiteでもプラグイン機能が使えます。

OpenText Content ServerのOffice Editorプラグインでは、オペレーティングシステムにもともと搭載されているアプリケーションを利用することで、TeamSiteのコンテンツ編集が容易にできます。「ローカルで編集」を選択すれば、ファイルを自動的にロックしてダウンロードを開始します。編集が完了すれば修正したファイルがTeamSiteへ再アップロードされ、ファイル管理の強化につながります。

OpenText (オープンテキスト)のテンプレート

コンテンツ
OpenTextのTeamSiteには、さまざまなテンプレートがあります。たとえば制作効率が向上するFormPublisherは、データキャプチャーテンプレートの入力フォームからコンテンツ内容を入力して、DCRというXMLに保存、プレゼンテーションテンプレートで処理すればHTMLが作成されます。入力テンプレートはカスタマイズが可能です。

ほかにもモバイルウェブサイトを公開するために便利なレスポンシブデザインテンプレートや、HTMLテンプレートFoundationやBootstrapなどのHTMLテンプレート、自分でカスタマイズしたテンプレートも使えます。

OpenText (オープンテキスト)のセキュリティ


インターネットを介して情報を共有することは、セキュリティはとても重要なポイントです。OpenTextでは、専門のエンジニアたちが、企業データや顧客のプライバシーなどの安全性を保つために随時、セキュリティの脆弱性の特定や修正を行っています。

OpenTextのTeamSiteは、銀行など多くの金融業へ導入実績があります。金融業界は規制が厳しく、何よりもセキュリティ面が重要視されている業界であることから、OpenTextのセキュリティは非常に高く安心できることがわかるでしょう。

またIDアクセス管理によって、それぞれのユーザーに合わせて最適化した高度なパーソナライズ機能や、エクスペリエンスを顧客だけでなくパートナーや従業員、一般の人へ提供してくれます。

OpenText (オープンテキスト)のよくある質問

クエスチョンマーク
OpenTextのよくある質問をいくつか紹介しましょう。

HTMLの知識があまりなくても使える?
ビジネスユーザーなどだれもが簡単に操作できるように設計されています。プロジェクトやページはタイルベースで表示されるので、初心者でも直感的に理解して操作でき、ワープロのように使えるWYSIWG編集などもあるため、安心です。

開発言語は決められている?
OpenTextのTeamSiteは、Java、.NET、PHPなどさまざまな言語が使えます。

TeamSitはウェブサイト以外に使える?
TeamSiteは、あらゆるデジタルチャネルで利用できるCMSです。ウェブサイト以外にも、Eメールや液晶ディスプレイなどを利用した広告看板であるデジタルサイネージ、印刷など幅広く利用できます。

OpenText (オープンテキスト)のまとめ

OpenTextのTeamSiteは、オープンソースライセンスと比べて価格は高いですが、セキュリティや使い勝手のよさなどは抜群といえるでしょう。あらゆるファイル形式を一元管理できるので、大規模なウェブサイトや大量のファイル管理も簡単です。

また専門的な知識のないビジネスユーザーなど、だれでも気軽に使えます。周辺製品と組み合わせれば、カスタマーコミュニケーションやユーザー分析もでき、拡張性も高いです。安心かつ長期的なサイト運営を検討している人に向いています。

この記事を書いたライター
CMS比較NAVI編集部
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