WordPressを使用している際、過去の投稿を複製したいと考えることもあるでしょう。
しかしWordPressには複製機能がなく、コピーして新規追加で保存するのは大変手間がかかります。
そんなときにおすすめのプラグインが、Duplicate Postです。導入も操作方法も簡単で、投稿複製の手間を大幅に減らせます。
そこで今回はDuplicate Postのインストール方法や設定方法、使い方をご紹介します。
WordPress (ワードプレス) の投稿複製をするメリット
WordPressでWebサイトの運営をしていると、作成した記事をそのまま複製したいと考えるときもあるでしょう。
例えば、商品を紹介する記事、同じフォーマットで記事を書くケースが挙げられます。
しかしWordPressには、複製機能がありません。作成したテキストやタグを用いて、またゼロから同じ記事をつくるのはとても面倒です。
プラグインとしてDuplicate Postを使えば、面倒な投稿の複製が簡単にできます。
投稿を複製するとリライトが楽になる
WordPressの投稿をリライトすると、下書き保存ができません。もしテキストを残したくても、リライトすれば最初に書いた文章は消えてしまいます。
Duplicate Postを使って投稿を複製しておけば、文章やタグ、構成をそのまま残すことが可能です。もとの投稿を参考にしながら、楽にリライトできます。
プラグインなので導入のハードルが低い
Duplicate Postは他のプラグインと同じように、インストールして有効化するだけなので、初心者でも簡単に利用可能です。
インストール後の設定方法も簡単で、ボタンを押せばすぐに投稿を複製できます。プラグインなので導入のハードルが低く、難しい知識は必要ありません。
Duplicate Post (デュプリケートポスト)のインストール方法
Duplicate Postは大きく分けると、3つの手順でインストールします。具体的にどのような手順なのかご紹介しましょう。
Duplicate Postのプラグインを検索する
WordPressの管理画面の左側にある「プラグイン」をクリックし、「新規追加」を選択しましょう。
右上のキーワード欄に「Duplicate Post」と入力して検索すれば、検索結果にDuplicate Postが表示されます。
インストールをする
Duplicate Postの「今すぐインストール」と書かれたボタンをクリックします。
自動的にインストールが始まるので、完了するまで待ちましょう。
有効化を忘れずに行う
Duplicate Postのインストールが完了したら、「有効化」のボタンをクリックします。
有効化しないと投稿複製ができないため、忘れずに行いましょう。
Duplicate Postの設定方法はシンプル
Duplicate Postのデフォルトでは、以下の項目が複製されます。
- タイトル
- 抜粋
- 内容
- アイキャッチ画像
- テンプレート
- フォーマット
- メニューの順序
次の項目はデフォルトでは複製されないため、注意してください。
- 日付
- ステータス
- スラッグ
- 作成者
- パスワード
- 添付ファイル
- 子要素
- コメント (ピンバックとトラックバック以外)
設置を変更したい場合はダッシュボードの左側にある「設定」をクリックし、「Duplicate Post」を選びましょう。
「複製する投稿/ページの要素」で複製したい要素にチェックを入れ、「変更の保存」をクリックすれば複製する項目が追加されます。
Duplicate Postの使い方
Duplicate Postの使い方はとてもシンプルで簡単です。
基本は複製ボタンを押すだけ
Duplicate Postをインストールした後に「投稿一覧」を確認すると、「複製」のボタンが追加されています。
過去の投稿にある複製ボタンをクリックすると、すぐに複製が可能です。複製した投稿はクリックと同時に公開されるわけではなく、下書きの状態で複製されます。
WordPressの上部にある管理バーや、投稿の一括操作でも複製可能なので、とても便利です。
カスタムポストを複製する際は注意
カスタムポストを投稿したい場合は、Duplicate Postの設定変更が必要です。
左側の「設定」メニュー内にある「Duplicate Post」をクリックし、「権限」のタブを押します。
「これらの投稿タイプに対して有効化」の「カスタムポスト」にチェックを入れて、「変更を保存」をクリック。カスタムポストを確認すると、「複製」のボタンが追加されています。
WordPress (ワードプレス) で複製ボタンが出ない時の対処方法
Duplicate Postの設定をしても、WordPressに複製ボタンが出ないケースもあります。
もし複製ボタンが出ないときには、Duplicate Postの「権限」ダブを確認しましょう。
「これらの投稿タイプに対して有効化」の「トップスライダー」にチェックを入れ、変更を保存すると、複製ボタンが出るはずです。
WordPress (ワードプレス) の投稿複製まとめ
今回ご紹介したDuplicate Postは、非常に簡単に導入できるプラグインです。操作方法もシンプルで、複製ボタンを押せばすぐに投稿を複製できます。
記事を書くのは時間との勝負です。導入も操作も簡単なDuplicate Postを使えば、作業の時短につながり、長い目で見るとメリットが大きいといえます。
ぜひDuplicate Postを導入して、投稿の複製を気軽に試してみてください。