concrete 5はカスタマイズの広さと使いやすさが特徴のCMSで、開発の進めやすさもあって多くのテーマが世に出ています。
これからconcrete 5を使いたいブログ・サイト運営者には、自身に合ったテーマを選びたいが方法がわからないと悩む人もいるでしょう。
今回はconcrete 5向けのテーマのうち、おすすめのテーマを15種類紹介します。これを読めばconcrete 5向けテーマを選ぶヒントがわかります。
ブログ向けおすすめconcrete 5 (コンクリート5)テンプレート6選紹介
無料で本格的な宣伝サイトを作るなら「Fruitful」
Fruitfulは無料でのインストールが可能で、レスポンシブ機能によりスマートフォンユーザーをターゲットにした読みやすいサイト作りに効果的です。
ボタン配置の自由度も高く、アフィリエイトを目的とした関連商品のページへのリンクや、関連記事へのアクセスも容易に設定できます。これに限らず全体的にカスタムブロックの設定パターンが幅広いので、サイトを作ることが楽しくなるでしょう。
記事のリスト機能も充実しているので、余分なプラグインを導入して試行錯誤する必要もありません。ほかにも検索機能やFAQコーナーを設けられ、自身のサイトや取り扱うジャンルに関するあらゆる情報を読者に届ける準備ができます。
運営コストを抑えながら親しみやすいサイトを作るなら、無料のFruitfulに要注目です。
カスタム範囲の広さに注目したい「Fundamental」
有料テーマですが、記事公開時点でVersion8が発表されているなどアップデートが積極的です。このようにブログやサイト運営者に寄り添った運営体制にも好感が持てるでしょう。
Fundamentalならレスポンシブ機能でスマートフォン用レイアウトを自動構築できます。ほかにも9つのダッシュボードオプション、10のテーマプリセット、700以上のフォント、130のデザインオプションなど豊富な選択肢をもらえます。
カスタマイズ範囲がここまで広ければ、ユーザーの好みを反映させやすいと言えます。リアルタイムでサポートも受けられるため、ここからconcrete 5テーマに慣れていくのもよいでしょう。
おしゃれなサイト作りには「Modena」
Modenaは有料テーマですが、シンプルな操作でおしゃれなビジュアルを演出できることが特徴です。遊び心を活かしやすいポイントは13種類のカスタムブロックであり、あらゆるジャンルのブログで自然な雰囲気を出せます。
カスタムできる要素もボタンから始まり、アイコン、画像、動画など多種多様です。フレームワークのアニメーション機能も充実しています。150のカスタムオプションで味つけも行いやすいことから、企業の宣伝や商品紹介、学校のホームページなどさまざまな用途に役立つテーマです。
遊び心のあるブログやサイト作りで読者とともに楽しみたい人におすすめです。
やりたいことへの情熱を打ち込みやすい「Equinox」
Equinixも有料のテーマですが、concrete 5のなかでも高度なカスタマイズが行えます。サイト作りの時間を大幅に短縮できるので、やりたいことへの情熱を失わずにサイトを完成させられます。
基本テーマは5種類にわたりますが、どれもコードに触れずしてシンプルに機能やコンテンツをセットできるため、単純な作業でユーザーの好みに応じたブログを作りやすいと言えます。
レスポンシブ機能がついているのでスマートフォン用レイアウトも特別な設定なしで自然にできあがります。複雑な作業なしで、本格的なサイトを作りたい人におすすめです。
高度なカスタマイズ機能でコスパよし「Genesis」
Genesisも有料ですが、高度なカスタマイズ機能があるのでコストパフォーマンスにあやかれる可能性があります。初心者から上級ユーザーにも使いやすいシステムなので要注目です。
サンプルコンテンツをインストールして、それをベースにカスタマイズすればよいだけなので、イメージどおりのブログを作りやすいと言えます。アニメーションスライダーでアクティブ感を演出できるので、ふんだんに使って読者の関心を引き寄せましょう。
カスタムテンプレートもページやタイトル、画像まで充実しています。ポップで面白い雰囲気のブログを作りたい人などには要注目です。
Bootstrapベースで使いやすい「Salix」
concrete 5対応の有料テーマのひとつですが、シンプルな操作で本格的なサイト作りが可能です。Bootstrapベースなので使いやすいうえ、レスポンシブ機能によりスマートフォン用レイアウトも自然にできあがります。
Salixでは複数のレイアウトから好みを選ぶので、サイトの用途に合わせた雰囲気を作れます。カラーオプションは7色に及ぶので、宣伝したいビジネスやブログのメインテーマとなるジャンルに合わせて選びましょう。
ブログエントリに関する機能も充実しています。アニメーション機能も取り入れられるので、読者の気を引きたいアフィリエイターには要注目のテーマです。
ホームページ向けおすすめconcrete 5 (コンクリート5)テンプレート9選紹介
concrete 5初の日本人開発テーマ「Stucco」
concrete 5初の日本人開発による無料の初心者向けテーマです。concrete 5ではおなじみの「Elemental」というテーマをベースにしているので、そこからテーマをこちらへ切り替えてもレイアウトが乱れるなどの心配はありません。
日本人開発のものらしく日本語の見せ方をきれいに整えやすいテーマ構成が特徴です。そのためconcrete 5のなかでも日本人になじみやすいでしょう。
レスポンシブなのでスマートフォン用レイアウトにも対応しています。ビジネスサイト向けですがブログコーナーも設けているので幅広い用途に使えます。
自身の企業や事業を大々的にアピールしたいなら、Stuccoから自慢のサイトを作りましょう。
テーマ切り替えにも役立つ「Majorca」
Majocaは有料テーマですが、スマートなデザインと今時な雰囲気が見る者を引き込むので要注目です。
concrete 5における標準テーマのElementalとエリア構成が似ているため、こちらを使っている人にはなじみやすいと言えます。その性質上テーマだけをインストールしてレイアウトが崩れるというCMSにありがちなトラブルも避けられます。
ただし後から入れたカスタムテンプレートやブロックによってはレイアウトが崩れることもあるのでこまめにチェックしながらの作業を心がけましょう。
それでもElemental系テーマを使ったことのある人なら、リニューアル時に入れ替えやすいという点でおすすめです。
女性向けビジネスの宣伝には「Palette」
無料でインストールできる初心者向けのテーマです。こちらはショップ用を想定したテンプレート構成ですが、工夫次第では宣伝や趣味のサイト、企業宣伝などさまざまな用途に使えます。
色のバリエーションが6つと豊富です。「cinnamon」「blueberry」「mint」など愛嬌のあるデザインがそろっているので、女性向けのビジネスを展開したい人におすすめです。スイーツのお店の宣伝やハンドメイド作品の販売などに役立つでしょう。
レスポンシブでスマートフォンの読書もターゲットにできることから、通勤時間帯のアクセス集中を狙ったサイト作りにも役立ちます。
大人の魅力を作り出せる「Sweet Pea」
Sweet Peaは有料テーマですが、名前とは裏腹に落ち着いた雰囲気のサイトを作りたい人におすすめです。レスポンシブデザインなのでスマートフォンからも見やすい構造になっています。
concrete 5系テーマでは大人の魅力を感じられるデザイン性が特徴です。自動車のカスタムパーツや男性向けのファッションを紹介したり、アーティストや写真家など雰囲気作りが大切な表現者の公式サイトに使えます。
コードデザインも複雑ではないので、シンプルな操作でかっこいいサイトを作れます。レイアウトは6種類から選べるので、自身に合ったものに決めてサイトの魅力を引き出しましょう。
豊富なパターンで宣伝サイト作りに役立つ「Light」
Lightは有料テーマではありますが、価格が29ドル (約3,000円)と安く買え、初めてビジネスサイトを作る人にも敷居が低いと言えます。
HTMLを書き換えることなく、ページ、画像、ブロックなどサイトのあらゆる要素をカスタマイズできます。レスポンシブデザインなのでスマートフォンの読者をターゲットにしているサイトも作りやすいと言えます。
4種類のカラースキンと12のページタイプから好きな組み合わせを作れるので、運営者の好みと実用性を高次元で両立しているのがポイントです。動画の挿入もできるなど幅広い機能性で、自身のビジネスとお客さんの距離を縮めたい人におすすめです。
プラグインなしでサイトの大部分をまかなえる「Pixel 2」
Pixel 2は有料テーマですが、プラグインなしでカバーできる範囲の広さに要注目です。ホーム画面、概要、プロフィール、サービス内容などさまざまなページのテンプレートがあるので、シンプルな操作で本格的なサイトを作りやすいと言えます。
自身のCMSが工事中だったとしても「近日公開」ページを簡単な操作で貼りだせるなど、さまざまな状況にひとつのテーマで対応できることが魅力です。
口コミリストのテンプレートやログイン、会員登録機能もあるので、ネットショップを作りたい人には特に役立つでしょう。100以上あるブロックテンプレートを使いながら、読者になじみやすいショップサイトを作りたいところです。
Bootstrapベースのオープンソース「Neat」
無料でインストールできるうえ、Bootstrapを基盤にした使いやすい構造が特徴のNeat。こちらではカルーセル式のリスト機能を備えているので、関連記事の設定などを行いやすいテーマです。読者をキープする工夫が凝らしやすいでしょう。
サービスページでPR動画を載せられるなことや、自身が運営するビジネスを宣伝する方法も多く作れます。商品や作品などのポートフォリオも自動で動かしながら表示できるので、サイトをアクティブに見せて読者を楽しませられます。
自身がサイトを通してやりたいことやアピールポイントを、読者にわかりやすく伝えたい人におすすめです。
Long Story Short
Long Story Shortは1ページ完結のサイト「シングルページ」を作りたい人におすすめのテーマです。有料ではありますが、凝ったシングルページを作れるようにさまざまな機能が備わっています。
たとえばグーグルフォントを使えば、老若男女誰でも読みやすいページ作りが可能です。シングルページは文字を効率よく使ったインパクトも大切なので、フォントを調整できることは運営者にとってありがたいでしょう。
ほかにもアニメーション機能が備わっており、遊び心も発揮できます。スマートフォンレイアウトが自動でできるレスポンシブ機能もあるので、シンプルな操作で本格的なシングルページができます。
近日公開といった、重要なお知らせや広告などの宣伝に使いたい人には、Long Story Shortが選択肢に入るでしょう。
Cloneamental
無料でインストールできるCloneamentalはconcrete 5のベーシックテーマであるElementalをベースにしています。
こちらは前のテーマからの移植を行いやすく、サイトのリニューアルや従来より使いやすいテーマの入手におすすめです。テーマ移植により起きてしまう更新前のデータ喪失などのリスクも気にする必要はありません。
編集のしやすさはほかのElemental系テーマと変わらずハイレベルです。動画も載せられるなどカスタマイズ範囲の広さもうかがえます。とにかくサイトをスムーズに完成させたい人におすすめです。
concrete 5 (コンクリート5)まとめ
concrete 5というCMSで使えるテーマを合計15種類紹介しました。今回の記事でconcrete 5のテーマを初めて知った人も多くいるでしょう。
concrete 5をベースにしたサイトの作業時間を短縮したいなら、本記事で紹介したテーマを積極的に取り入れることがポイントです。自身のブログやサイトのコンセプトも意識しながら、狙いどおりの雰囲気の出やすいテーマを見極めましょう。