HeartCoreというCMSパッケージを知っていますか? HeartCoreは国内No.1の導入実績を持っており、JALや東急百貨店、西武鉄道など、国内大手企業のHPに利用されています。
この記事では、HeartCoreとは何かを知るための基礎知識と基本操作、実際の導入事例、よくある質問について解説しています。
HeartCoreの導入を検討している人、CMS選びに迷っている人はぜひご覧ください。
HeartCore (ハートコア)とは?基本情報について
(https://www.heartcore.co.jp/file/InstallationGuideJP.pdf)
国内No.1CMSパッケージ
HeartCoreは国内No.1の導入実績を持つCMSパッケージです。国内では550社以上でシェアNo.1、全世界では3,500社以上に利用されています。
HeartCoreで作成したサイトは、PC・スマートフォン・タブレットなどのマルチデバイスに対応しています。また170ヶ国の自動翻訳、人間翻訳が可能、高速な動的サイトの作成が可能など、CMSの利用に必要な機能を多く備えたオールインワンパッケージであることも特徴です。
HeartCore (ハートコア)の基本操作
HeartCoreでできる基本機能は大きく3つあります。
- サイト構築
- マーケティング支援
- 他システム連携
サイト構築では、Microsoft Officeのワードやパワーポイントをそのまま取り込めるエディタ、専門的なコーディング技術を必要としない編集といった誰でも管理しやすいサイト運営ができます。もちろん自由度の高いサイトデザイン、800種類以上の@関数の利用も可能です。
マーケティング機能では、11種類のSNS連携機能、HeartCore独自のアクセス解析ツールがデフォルトで搭載されています。他システム連携としては、LDAP、OpenIDと連携した認証、ECサイトとの連携も可能です。
このほかにも、AMP・スニペット対応、既存サイトの一括移行、セミナー開催による導入支援も行っています。
HeartCore (ハートコア)でつくったサイト例
【JAL】
【東急百貨店】
(https://www.tokyu-dept.co.jp)
【西武鉄道】
これらのHeartCoreを用いたサイトでは、航空券のサイト内検索、記事のリスト化、カルーセルなど、非常に自由度の高いサイト設計が行われています。
また複雑なトップページや、多言語翻訳機能なども、HeartCoreの基本機能で作成可能です。加えて動的ページが増えても、表示速度を保てており、ユーザーが利用しやすいサイトといえるでしょう。
HeartCore (ハートコア)のインストール
HeartCoreのインストールは、HeartCoreの公式サイトから行います。インストールしたHeartCore Webコンテンツ管理システムは、ZIPファイルによって圧縮されているので解凍してからWebサーバーにインストールしてください。
このときに既存のファイルと同じ名前のファイルは上書きされてしまうので、必ずインストール前に既存ファイルのバックアップを保存しておきましょう。
一方、Amazon Web Services (AWS)のようなクラウドホスティングサービスを使う場合は、圧縮ファイルをそのままインストールして構いません。
HeartCore (ハートコア)のプラグイン
HeartCoreのSEOコントロールパネルは、プラグインを追加することで機能を拡張できます。既存のプラグインを追加することもできますが、独自でプラグインを開発することも可能です。
とはいえCMS運営に必要になる機能はほとんど基本機能の中に含まれています。主な用途としては、独自で必要になるプラグインの開発となるでしょう。
HeartCore (ハートコア)のテーマ (テンプレート)
HeartCoreで利用できるテンプレートは、編集エディタ、問い合わせフォームなどの部分的なテンプレートです。HeartCoreではこれらのテンプレートを組み合わせることで、簡単にWebサイト制作ができます。
HeartCoreにはサイト全体のテンプレートはありません。しかし他社との差別化を図るためには、部分的なテンプレートを組み合わせる方が効果的です。
またHeartCore内でオリジナルテンプレートの作成も可能です。ユーザー入力ページ、サイト内検索結果画面など、共通する部分はオリジナルテンプレートを作成して効率的にWebサイトを作成しましょう。
HeartCore (ハートコア)のセキュリティ
HeartCoreは管理画面へのアクセスに、ログインIDとパスワードの認証を設けています。ただしこれに加えて、SSL通信制限、BASIC認証、ソースIPアドレス制限の設定が推奨されています。
また複数のユーザーがサイト管理に関わることもできますが、サイト作成者の承認が必要です。サイト作成者以外のユーザーには、アクセス可能な機能を制限でき、組織内外での管理状況に合わせて運用できます。
さらにワークフローの設定が無制限ででき、管理ユーザー内の差し戻しやメール配信も可能です。設定の対象も個人だけではなく、グループを設定することもできるので、大規模な人数での管理もできます。
HeartCore (ハートコア)のよくある質問
Q1.「HeartCoreの価格を教えてください」
A.「HeartCoreのライセンス価格と年間保守価格を3つのプランごとにまとめました。またそれぞれのプランで利用できるサービスの違いもまとめています。」
ライセンスEdition | HeartCore/Core Service | HeartCore/CXM Digital Marketing | HeartCore/CXM Digital Marketing and Campaign Suite | |
ライセンス価格 (税抜) | ¥2900000 | ¥5800000 | ¥9800000 | |
年間保守価格 (税抜) | ¥522000 | ¥1044000 | ¥1764000 | |
標準機能 | CMS機能 | ○ | ○ | ○ |
デジタルエクスペリエンス機能 | × | ○ | ○ | |
キャンペーン・マネジメント+AI機能 | × | × | ○ | |
オプション機能 | サイト内検索インデックス数追加 | 選択可能 | 選択可能 | 選択可能 |
地域・企業情報IPオプション | 選択可能 | 選択可能 | 選択可能 | |
画像変換エンジン | 選択可能 | 選択可能 | 選択可能 |
Q2.「HeartCoreのマニュアルはありますか?」
A.「HeartCoreのマニュアルは公式サイトに掲載されています。作業それぞれにマニュアルがあるので、下記URLから必要なものを随時ダウンロードしてください。」
(https://www.heartcore.co.jp/download/heartcore/index.html)
HeartCore (ハートコア)のまとめ
HeartCoreは、企業のHP作成・管理に役立つ機能を備えたCMSのオールインワンパッケージです。HeartCoreを導入すれば、サイト制作・管理、マーケティング、複数システム連携といったコンテンツマーケティングに必要な機能を網羅できます。
自由度の高いサイトデザインや独自プラグイン・テンプレートの開発はもちろん、専門知識を持たない人でも簡単に操作できるエディタも搭載されています。管理画面ではワークフローの設定もでき、サイト作成者が管理ユーザーのアクセス権限を制限しながらの円滑なサイト運営が可能です。
ぜひHeartCoreを導入して、ハイレベルなサイト運営を行ってみてください。