Jimdoを使ってみたいが、無料と有料どちらのプランを選べばよいかわからないと悩んでいませんか? Jimdoは自身が希望する使い方でおすすめのプランが異なるので、両方を比べてみるとよいでしょう。
今回はJimdoのプラン選びの参考になるように、クリエイターとAIビルダーにおける料金に応じたサービス内容の違いを解説します。自身の使いたい機能と料金のバランスを考えながらプランを決めましょう。
二種類あるJimdo (ジンドゥー)の特徴と料金比較
Jimdoクリエイターとは
Jimdoクリエイターは、こだわりのホームページを独自で作り上げたい人におすすめです。プレビュー画面を見ながら、好きな項目のドラッグ&ドロップだけで理想のサイトを作れるなど、簡単な操作で仕上げられます。
プログラミング知識に自信がない人でも、シンプルな手順での編集が可能です。ブログからネットショップまで幅広い用途に役立ち、スマートフォンからも編集ができるなど、自由度の高さが魅力です。
Jimdo (ジンドゥー)クリエイターの料金プラン比較
Jimdoクリエイターの料金プランは以下のとおりです。
- FREE: 月額無料、サーバー容量は500MB
- PRO: 月額945円、サーバー容量は5GB、独自ドメイン、アクセス解析機能など充実
- BUSINESS: 月額2415円、サーバー容量は無制限、独自ドメイン、アクセス解析機能など充実
Jimdo AIビルダーとは
Jimdo AIビルダーとは、人工知能にホームページ作りを任せられるサービスです。複数の簡単な質問に答えるだけでAIがユーザーが目立つ業種や目的を見分け、適正なレイアウトを見せてくれます。
ホームページ作成経験がなく、自身の理想や相手のニーズに合うコンセプトを定めきれない人もいるでしょう。しかしAIがホームページ作りを手伝えば、自身が目指すコンセプトを正確に表現できます。こだわりを反映しやすいシステムとして要注目です。
Jimdo AI ビルダーの料金プラン比較
Jimdo AIビルダーの料金プランは以下のとおりです。
- PLAY: 月額無料、サーバー容量は500MB、最大5ページ
- START: 月額990円、サーバー容量は5GB、最大10ページ、アクセス解析やSEO対策など機能充実
- GLOW: 月額1590円、サーバー容量は15GB、最大50ページ、アクセス解析やSEO対策など機能充実
Jimdo (ジンドゥー)無料版の特徴
個人の趣味ページ作成なら無料で十分
無料プランは最低限の機能しか備わっていませんが、個人の趣味目的だけならコストがかからず、余分な機能を持て余さずに済みます。
ページの公開までに必要なすべてのレイアウトは使えるので、練習用としても使えます。ただし有料プランよりも日本語のフォント数が少ないなどの制約に気をつけましょう。
Jimdoでは無料プランでも基本的なホームページ機能はそろっているので、CMSの勉強目的にも使えます。
ショップ機能もあるが決済方法、商品数が少ない
Jimdoでは、ネットショップの作成や更新にほしい機能も備わっていますが、決済方法や商品数の少なさに気をつけましょう。
ネットショップ運営の練習としてJimdoの無料プランは役立ちますが、商品数は5点までで、Paypal以外では決済できないなどの制約があります。
以上から本格的なショップ運営には有料プランがほしいところです。無料運営のネットショップはあくまでも小規模展開や練習用として使うのが望ましいでしょう。
定期的なログインをしないとデータを削除される
Jimdoの無料版は180日以上のログインがないと勝手にページが消えるので要注意です。Jimdoは練習目的に使えますが、ある程度慣れた段階で有料版に乗り換えたときなどにデータを放ったらかす人もいるでしょう。
無料版を使う見込みがなくなったら、それまでのデータを有料版に移す準備を進めましょう。一度消えたデータは戻らないので、目的に応じた無料版の計画的な利用が大切です。
Jimdo (ジンドゥー)有料版の特徴
ビジネスやSEOを考えるなら有料版
ビジネスで収益を上げたり、アクセスアップを見据えたSEO対策を考えているなら、Jimdoの有料版がおすすめです。
プランに応じて月額料金はかかりますが、収益のノルマや一定期間の運転資金などの見立てがあるなら、有料版の機能を活かし、まとまった利益を狙いましょう。企業のPRやアフィリエイトなどのホームページを作りたいなら、有料版との契約が賢明です。
アクセス解析は必要不可欠
ホームページを盛り上げるには、アクセス解析が大切です。ユーザーが興味を持ちやすいページや記事を知れば、サイト運営における今後の方向性がわかりやすくなります。
訪問者の分析により、アクセスを上げるだけでなく、自身が見てほしいページへ誘導するヒントも得られるかもしれません。アクセスの分析は無料プランでは使えないので、本格的な集客の研究には有料機能が必要です。
以上からアクセス解析を行えば、ホームページ運営がスムーズになりやすいことがわかるでしょう。
独自ドメインを設定可能
Jimdoでは「.com」や「.co.jp」などで終わる独自ドメインも有料プランのみ使えます。会社名や商品などをアピールするブランディングにも、独自ドメインは大切なツールです。
オリジナルのドメインなら、自身が狙うキーワードも組み込め、SEO対策からの検索順位アップにつなげられます。独自ドメインを使ってサブのホームページを作るなど幅広い事業活動にも有用です。
サイトの評価を上げるべく独自ドメインがほしいなら、有料プランとの契約を考えましょう。
広告の非表示
有料プランでは概要ページにある広告を非表示にできます。無料プランではサイトと関係ない広告が出てもコントロールできず、閲覧者にとっても見づいでしょう。
有料プランを使えば、設定次第で余分な広告による邪魔を受けず、スムーズな更新を行えます。訪問者にとっても広告が多すぎることによる見づらさを感じずに済むでしょう。
帯域幅が広く多数のアクセスに対応できる
有料プランは無料よりもサーバー容量が大きく、アクセスが集中しても操作しづらくなるリスクを抑えられます。料金が高いプランほどサーバー容量が大きいので、多くのユーザーに見てほしいなら、受け入れられるだけの帯域幅を用意したいところです。
以上から予算とのバランスも考えつつ、広い帯域幅を準備しましょう。多くのユーザーを受け入れられるキャパシティも、サイトの人気を保つコツです。
ショップ機能が拡充している
有料プランではショップ機能の充実にも要注目です。無料だと5商品しか登録できないなどの制約がありますが、PROなら15商品、BUSINESSなら無制限です。商品の数が多ければ、複数ジャンルへ展開しやすいでしょう。
支払い方法も無料プランでも使えるPayPalに加え、Stripe使用のクレジットカード決済や銀行振込ができます。ネットショップ機能を自由自在に使いたいなら、Jimdoの有料プランがおすすめです。
有料プランのランクが高いほど優先的にサポートを受けられる
Jimdoのカスタマーサポートはメールのみですが、有料プランのランクが高ければ優先的に対応してもらえます。
無料プランだと問い合わせても返答が遅いというデメリットがありますが、BUSINESSやGLOWなどのハイランクプランなら、早めの返信を受けられ、トラブルや悩みをスムーズに解決できます。以上からトラブルの早期解決にこだわるなら、有料プランがおすすめです。
有料版へのアップグレード
Jimdoでは、最初に無料プランを使っていても、あとから有料へのアップグレードも可能です。
無料版からのアップグレード後も、従来のURLは新しいオリジナルドメインへ移動し、引き続き使える点もユーザーには助かるでしょう。有料プランへの変更時にクーポンなどのキャンペーンをもらえることもあるので、定期的に情報をチェックしてみてください。
以上から、Jimdoの無料版で使い方に慣れたら、有料へのランクアップを考えるとよいでしょう。
WebサイトビルダーとしてのJimdo (ジンドゥー)
ブログのSEO効果は無料ブログの方が高い
無料ブログを書きたい場合、Jimdoは活かしづらいかもしれません。Amebaやはてなブログの方が、SEO効果は高いからです。
JimdoのようなWebサイトビルダーはホームページ作成者向けにサービスを作っており、ブロガーには使いづらい傾向です。無料プランはサーバー容量が500MBしかなく、多くの画像を入れられないデメリットもあります。
以上からJimdoはブログと相性がよくないため、無料で記事を書きたい人には合っていないでしょう。
ビジネスにはコスパに優れたPROとSTARTのプランがおすすめ
企業PRやアフィリエイトなどの目的でホームページを運営するなら、有料プランの安い方を使えばコストパフォーマンスを期待できます。クリエイターではPRO、AIビルダーではSTARTプランがおすすめです。
クリエイターもAIビルダーもさらに上級のプランを契約すれば優れた機能を使えますが、月額などの経費が高くつきます。ローコストでの運営を目指すならコストパフォーマンスに優れたPROやSTARTプランを試しましょう。
jimdo (ジンドゥー)の料金とその特徴まとめ
JimdoではクリエイターとAIプランという2つの形式があり、それぞれ無料と有料プランがあります。無料はサーバー容量や機能などの制約があるため、本格的なビジネス目的の運営なら有料プランを使いましょう。
クリエイターならPRO、AIビルダーならSTARTと安いプランを使うなど、経費への配慮も大切です。機能と予算のバランスを考えながら、自身に合ったサイト運営を心がけましょう。